1953-12-14 第19回国会 参議院 運輸委員会 第2号
それは来年度の予算というものはなみ大抵では組めないということを私は考えておりますが、運輸省の中でやりくりをされるならば私はできると思うのですが、それを運輸省が或る程度要求を掲げて行けば必ず私は難関にぶつかるだろうと思う。
それは来年度の予算というものはなみ大抵では組めないということを私は考えておりますが、運輸省の中でやりくりをされるならば私はできると思うのですが、それを運輸省が或る程度要求を掲げて行けば必ず私は難関にぶつかるだろうと思う。
で、それを今日のレベルまで上げたということはなみ大抵のことでなかつたと思います。ということは、その間におきまして日本は占領されておつたわけであります。併し皆さんの御努力によりまして現在のサービスが提供できるレベルまで通信事業を上げられたということは確かに偉大なる功績だと思います。併しいずれにしましても或る国家機関がこういう事業を行う場合にはそこにおのずからの制限、範囲があるのではないかと思います。
その一例に東京へ参りまして、役所へ私たちが伺いますと、朝仕事を始められるのは十時、昼まで二時間、それから昼からは一時から四時までの三時間、一日五時間、農村は本年度におきましては食糧一割増産ということをやかましくいわれておるのでありますが、こういう日本の現状はこのたび経済白書が公にされましてどういう状態にあるということがあれにはつきり掲げてありますが、これはなみ大抵のことではないのです。
請願人は八十歳に近い老人でありまして、その長い人生の體驗により、また辯護士として三十年の法律生活の經驗により、また東西の刑法典に對して研究の結果によつて、どうしても人間がこの世に生れてくるというのはなみ大抵のことではない。